待望の妊娠。自分の愛するわが子ができるのは本当に幸せなことです。今では超音波検査などで男女の性別がかなり正確にわかるようになってきましたが、できることならあらかじめ見越して産みわけをしたいところ。ここでは、男女の産み分けについてご紹介していきます。

男女の産み分けとは

コウノトリ子供は天からの授かりものといいますが、中には家庭的事情や強い希望で特にどちらかの性別の子であったらいいな、と想う方も少なくありません。特に、女性の社会進出も進み、何かと忙しいビジネスライフ、日常を送る人も年々増加しています。
自分のライフスタイルや環境に合わせて、できる限り性別を決定して産み分けることができれば、より良いライフプランニングができるのは言うまでもないでしょう。
近年生殖医療が発達し、生命の誕生のプロセスがだんだんと解明されてきました。そして、これらの知識と仕組みを活用しつつ、できるだけ望んだ性別の子供を授かるよう、ある程度コントロールすることが可能となっています。





産み分けの科学根拠

受精卵では、具体的に産み分けというのは可能なものなのでしょうか。人間が妊娠する機序を少し紐解いてみましょう。
女性が妊娠をするためには、女性が排出する卵子と、男性が排出する精子が結合する必要があります。おおよそ一回の性交、射精で排出される精子は1億~4億と考えられています。一方で、女性の卵子は1度の排卵でたった一つしか排卵されません。生命の誕生などのビデオで実際の顕微鏡映像をご覧になった人も多いでしょうが、ひとつの卵子に精子が群がり、外側の膜を頭部の構造を使って掘り進んでいきます。
そのうち、もっとも早く内部にたどり着いた精子が卵子と結合することとなり、その精子が持つ染色体のタイプによって児の性別が決定します。では、一回の性交で排出される精子のうち、女性の特性をもつX型と男性の特性をもつY型の精子はどの程度の割合で存在するのでしょう。X型の精子もY型の精子も、精母細胞と呼ばれる精子のもととなる細胞から分裂してつくられます。ひとつの精母細胞から4つの精子が分裂する形となりますが、実は男女の比率はX:Yで1:1つまり、50%半々の確率なのです。
つまり、はじめの射精された精子の数自体には、優劣がないことがわかります。ではなぜ産み分けがある程度確立できるのかというと、XとYそれぞれの精子の持つ特性がことなること、そして射精した後の環境が大きな影響を与えることがわかっているためです。射精された後、精子は卵子を目指して膣内を遊走していきます。
リンカルやマイカルを利用して、この際の環境をコントロールすることで、生まれてくる子供の性をコントロールしようというのが産み分けというわけです。

まとめ

古来から神のみぞ知るといわれてきた神聖な領域である受精、出産ですが、決してあてずっぽうではなく根拠を元に産みわけが行われていることが少し理解いただけたでしょうか。